こんにちは!
朝日が昇る時間が少しずつ早くなるのがちょっとうれしい、アウトドア系担当蔵人ライターのタカヒです。
2025年の2月は南国鹿児島でも雪の日が続いたり、全国のニュースでも大雪の話題がのぼったりと、とにかく寒い時期でした。
なによりこれだけ寒いとアウトドア派の私も、シーズンオフ…と言いたいところですが、刺身でも煮ても焼いてもおいしい「イカ」釣りに挑んできました。
魚釣りには大きく分けて、エサを釣り針につける餌釣りと呼ばれるものと、ルアーフィッシングと呼ばれる小魚や虫、エビなどを模したルアーを使う釣りに大きく分けられます。
そのルアーフィッシングの中でも人気の高いのが、アジを狙う「アジング」と、今回私が挑戦したイカを狙う「エギング」です。
ちなみにエギとは漢字で「餌木」と書き、古くから漁具として使われていたものです。防波堤から、「エギ」といわれるルアーを投げて、竿とリールのアクションでイカを誘います。
この釣りのメインターゲットは、アオリイカ。日本の沿岸に幅広く生息し、大型になると胴の長さは40~50センチにもなります。
アジやイワシなどの小魚、エビなどの甲殻類を主食としています。味わいは強い甘みを感じ美味しいことから、人気のイカです。
アオリイカのシーズンは春と秋。春は産卵のため浅場に現れるようになり、大型の個体が狙えるシーズン。秋は初夏に生まれたイカが成長する時期で、活発にエサを追いかける頃といわれています。
「エギング」の道具は、釣具店やホームセンターのフィッシングコーナーにあるもので十分楽しめます。
・エギング用のロッド(釣竿)
・スピニングリール(2500~3000番という小型のスピニングリールがおすすめ)
・PEライン(エギングのPEラインは1号を使うことが多いです)
・フロロカーボン製のリーダー(PEラインと結び、ラインが岩などで擦れて切れることを防ぐために使用します)
・エギ(ピンク、オレンジ、ブルー、シルバー、グリーンなどその日の好相性のものを探るためにも各色そろえていると都合がよいです)
・スナップ(リーダーと餌木をつなぐ金具。エギを交換する際にあると便利)
2月某日、まだ気温、水温ともに春には早いのですが、待ちきれずにいちき串木野の防波堤へ向かいました。
この日エギを用意している間も、海からの寒い風が防寒着とウインドブレーカーを着ていても寒さを感じるほど強く、頑張って竿をしゃくってみたのですが、残念ながらイカと遭遇することはできませんでした。
とはいえ、今夜はイカの刺身と「海童 春雲紫」で一杯!というつもりでしたから、鮮魚売り場でイカを1杯購入しました。
売り場にあったのはアオリイカではなくヤリイカ。
このヤリイカだってイカ独特のねっとりとした身質と甘みは見事なものです。
1.胴の真ん中から切れ目を入れて開く。墨袋を破らないように、ゲソとワタをはずす。軟骨もはずす。
2.エンペラを胴から外す。ゲソの部分は目の下あたりに切り込みを入れ、くちばしを取り除く。
3.胴の部分の皮を取り除く。キッチンぺーパーなどを使うとやりやすいですよ。
4.皮を取り除いた胴は3等分にして、表裏ともに全体に格子状の切り込みをいれる。
そのあと食べやすいサイズに切り分け、盛り付ければお刺身の出来上がり。
ねっとりとした甘みは焼酎のアテにも最高です。
残ったゲソとエンペラは、軽く炙って、マヨネーズ&七味で楽しんでみようと思います。
※アニサキス対策にもなるので、表裏の両面切り込みを入れるのを忘れずに。
イカを肴に飲むのは、春の訪れを彩る季節限定の「海童 春雲紫」です。イカに鹿児島ならではの甘めのしょうゆとワサビをからめて、春雲紫をクイっ。
紫芋の濃厚な味わいがイカの甘さを包み込み、イカと海童のラリーが止まりません。
自分で釣ったイカを肴に「海童 春雲紫」を楽しんでみるのも大人のツウな楽しみ方ですね。
そして春雲紫を飲みたくなった方に朗報です!
濵田酒造公式オンラインショップで「海童 春雲紫」が絶賛発売中です。
ぜひ購入して、イカとのペアリングを試してみてください!
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アウトドアをより楽しむアドバイスの一つに「頑張りすぎないこと」もあると思います。
気軽に楽しめるレジャーではありますが、無理をしないように、常に安全を確保して楽しみましょう。
そして水分補給や天候の急変への対策もお忘れなく。
それではまた、次回の記事でお会いしましょう!
