こんにちは!蔵人ライターのモリカワです。
少しずつ暖かくなり、今年もようやくお花見シーズンが到来しましたね。
公園や学校に咲く桜を眺めながら街を歩くだけでワクワクしてきます。
普段よりゆっくり散歩をしたり、ベンチに座ってお弁当を食べたり、そして、桜の下でみんなでお花見をしたり、この時期にしかできない楽しみがいっぱいです。
もちろん私が楽しみにしているのは、海童を飲みながらの花見♪
とはいえ、この時期はまだまだ寒暖差があり寒さ対策が必須です。上着やブランケットを持参して快適にお花見を楽しみたいと思います。
そしてお酒も、ロックや水割りだけでは体が冷えてしまいますので、お湯割りも嗜みたいところ。
そこで今回は、お花見でお湯割りを楽しむためのグッズをご紹介!
以前も「外飲みに使える焼酎グッズ」の記事でアイテムをいろいろと紹介していただきました。
ぜひそちらの記事も合わせてご覧ください!
外飲みで使えるお湯割りアイテムを紹介
《お湯割り用の温かいお湯の温度をキープ!》
お湯を持ち運ぶのにおすすめなアイテムは「スタンレー(STANLEY)ゴー真空ボトル」。
『スタンレー』といえば、創業100年を超えるアメリカのブランドです。真空断熱ボトルは世界中で愛用され、アウトドアに留まらず多彩なシーンで利用できる日用雑貨です。
今回ピックアップしていただいた「ゴー真空ボトル」は、66℃以上で6時間保温できるため、お湯割り用のお湯を持ち運ぶのにとても便利とのこと。
広い注ぎ口からお湯を入れやすく、中蓋を装備すれば飲み口が限定されグラスに注ぎやすくなります。
スタイリッシュなフォルムとフィンガーループにより、持ち運びやすいのも魅力的ですね。
0.47Lと0.7Lの2サイズがあるので、ライフスタイルやシーンによって選びましょう。
【商品情報】スタンレー(STANLEY)ゴー真空ボトル 0.47L/4,620円(税込)、0.7L/5,280円(税込)
《長時間保温できるマグカップ!》
屋外でお湯割りを作る際、いかに温かい状態をキープしながら飲めるかがポイント。
そこでおすすめしていただいたのが、こちらのステンレスサーモマグカップです。
78℃以上で1時間保温、6℃以下で1時間保冷ができる真空二重構造だから、お湯割りにとっても最適。
しかも、飲み口付きのフタがあるので、屋外でもホコリやごみが入る心配がなく、大きめのハンドルがあるから飲みやすさも抜群!
内部に目盛りが表示されているのでコーヒーやスープの軽量も楽々。普段使いにも大活躍しそうなアイテムですね。
【商品情報】サブヒロモリ サブ(Sabu)トリーツ 目盛り付ステンレスサーモマグカップ/2,442円(税込)
前割りで自宅の晩酌をもっと楽しく!
海童のお湯割りでお花見するのが楽しみになるアイテムばかりでしたね。
また、これからだんだんと過ごしやすくなる春の夜は「家飲みでゆっくりと、しっとりと焼酎を味わいたい」という方も多いと思います。
そんな方には、鹿児島で古くから親しまれる特別な「前割り」を試してみてはいかがでしょうか?
鹿児島で親しまれる「前割り」
「前割り」とは、焼酎を好みの割合で水で割り、好みの期間(最低1晩以上)寝かせてから飲む、鹿児島で古くから伝わる飲み方です。
前割りをすることで、アルコールの刺激が和らぎ口当たりがまろやかになります。さらに、水が焼酎本来の味わいや香りを引き伸ばしてくれるという効果もあり、通常の水割りやお湯割りよりもさらに豊かな味わいを楽しむことができます。
もともとは冠婚葬祭や宴会での来客をもてなすための心遣いとして、鹿児島県薩摩地方の慣習が始まりと言われていて、鹿児島の伝統的な酒器「黒千代香(くろじょか)」に入れ、日本酒のように燗に付けて出していたそうです。
鹿児島の酒器と焼酎文化について紹介した記事もありますので、詳しく知りたい方はそちらもチェックしてみてください。
※ちなみに、酒税法により、「前割り」はそれを作った本人、もしくはその家族しか楽しめません。ご自宅でゆっくりと楽しみましょう。
前割りに合う海童は?
もちろん、どの海童でも前割りでおいしくいただけますが、特におすすめなのが「海童 春雲紫」です。
前割りにすることで、紫芋特有の華やかな香りがさらに引き立ちます。
ということで、「海童 春雲紫」を使って、実際に前割りを作ってみました!
前割りの手順を紹介
【1】日光が直接当たらない容器を準備。日光が当たってしまう容器の場合は日光が当たらない場所に保管する。
【2】容器に焼酎と水をお好きな割合で入れる。
【3】優しく振って焼酎と水を混ぜる。
【4】1晩から1週間ほど寝かせる。
【5】寝かせた前割りを冷やして飲んだり、燗に付けて飲んだりして楽しむ。
私は、焼酎と水を6対4で割り、冷蔵庫で1晩寝かせました。そして飲む時は徳利に注いで燗酒に。丸みのある飲み心地のため、紫芋のふくよかな味わいが際立って、芋の旨味がより感じられました。これはクセになりそうです!
またいろんな海童でも試してみようと思います♪
前割りを作る際のコツ
・使用する水は浄水器に通した水道水かミネラルウォーターがおすすめ。よりまろやかな味わいにするなら軟水が◎。さらにこだわりたい人はいちき串木野市の冠岳の水を使用するのもいいですね!
・燗に付ける際は、黒千代香を使うと味を損ねることなく香りを引き出せます。
・度数が下がり、雑菌発生の恐れが出てくるので、用意する容器は十分に殺菌されたものを使いましょう。保管は冷蔵庫を推奨します。
いかがでしたか?
シチュエーションや飲み方を工夫するだけで、いつもの海童がもっとおいしく感じられますね。
春はまだまだ始まったばかりです。外飲みでも家飲みでも、この気持ち良い季節を海童とともに満喫してみませんか?
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