こんにちは！蔵人ライターのモリカワでございます！
みなさん、海童ライフを楽しんでいますか？
私はレギュラーやブルー、祝の赤など、その日の気分や料理、また季節によって海童を飲み分けて楽しんでいます。
海童といえば、「レギュラー」「祝の赤」、「蒼ブルー」、「栗黄金」、「焼き芋」、「春雲紫」の6つがあるのはご存知だと思うのですが、実は海童はこれだけじゃないんです。
濵田酒造には、この６種類以外にも海童があるのをご存知でしたか？
今回は、海童アンバサダーならぜひ知っておきたい特別な海童を紹介します。
海童シリーズ随一のプレミアム焼酎【別撰 海童 コンプラ瓶】
ガラス瓶ではなく、「コンプラ瓶」と呼ばれる磁器製の容器を採用した「別撰 海童 コンプラ瓶」。海童シリーズの中でも特にプレミアムな商品として、2013年に発売されました。堂々とした佇まいに特別な風格を感じますね。
オーク樽等で３年以上長期熟成
鹿児島県産のさつまいもと全量国産米を使用した米麹で仕込み、オーク樽等で3年以上長期熟成させています。また、アルコール度数が37％という原酒でリッチな味わいに仕上がっています。
商品名にもなっている「コンプラ瓶」の由来は、日蘭貿易の最盛期である、1650年頃から明治末期頃まで、長崎の「金富良（こんぷら）商社」が、東インド会社を通じて、酒や醤油などを輸出する際に使用していた容器だったことから、その名がついたと言われています。ガラス瓶よりも手に馴染む感覚は、焼酎を注ぐ度にその喜びを感じさせてくれます。大切な人への贈り物としてはもちろん、自分へのご褒美にも最適な一本ですね。
強い芋の甘みと豊かな芳香
長期熟成させることで得られた、強い芋の甘みと豊かな芳香が最大の魅力。濃縮されたまろやかな味わいを堪能するために、ストレートやロック、炭酸割りなどで飲むのがおすすめです。
私はウイスキーのような「オン・ザ・ロック」でいただいてみました。氷を少しずつ溶かしながら飲むことで、アルコールが和らかくなる感覚とともに、刻々と変化する味わいを楽しむことができました。
海童が最初に仕込まれた年を記念した【海童2000シリーズ】
2001年に海童が誕生し、その翌年の2002年に発売された「海童2000シリーズ」。海童が製造されている革新の蔵「傳藏院蔵」が稼働し、最初の海童が仕込まれた年（2000年）を記念したネーミングだそうです。スマートな円錐形のボトルが特徴で、「初留取り（はなたれ）」、「純芋」、「蔵の眠り」の3つの種類があります。
一番濃い原酒を集めた「海童2000 初留取り（はなたれ）」
その名の通り、蒸留時、最初にわずかに取れる最も濃度の高い原酒（初留取り：しょりゅうどり、『はなたれ』とも呼ばれる）を集めた希少な焼酎です。そのため、アルコール度数は43％と高く、海童の中でも特に個性的な味わいとなっているそうです。
冷凍庫で冷やしてトロトロの状態でゴクリ！
一番濃い原酒ゆえに、強いとろみがあります。フルーツのような濃厚な香りと甘さを楽しむために、ストレートやロックでゆっくりと味わうのがいいでしょう。
私は、冷凍庫でキンキンに凍らせて飲む「パーシャルショット」という飲み方にトライしてみました！冷凍しても完全に凍ることはなく、グラスに注ぐとトロトロの状態になり、飲みやすさがかなりアップします。アルコールの刺激も抑えらえて、甘くてとても飲みやすいんです！これからの暑い季節にはぴったりですよ。
芳醇軽快タイプの「海童2000 純芋（じゅんいも）」
芋焼酎の麹には米を用い、米麹で仕込むのが一般的ですが、こちらは麹にもさつまいもを使用した、全量芋仕込みの本格焼酎です。こだわりの製法で丹念に仕込むことで、芋100％だからこその香りや上品な甘みが実現しています。
まずはストレートで華やかな風味を堪能
華やかな芋の香りとさっぱりとした甘みのコントラストがたまらない１本です。まずは氷を入れずストレートで、その芳醇軽快な味わいを体感してみましょう。あてにはしっかりした食事よりも、生ハムやソーセージなどの軽めのオードブルがおすすめ。私も生ハムとチーズで試してみましたが、純芋ならではの風味が一層引き立って最高のペアリングでした！
重厚濃醇タイプの「海童2000 蔵の眠り」
鹿児島県産のさつまいもを使用。全量国産米を用いた米麹（黒麹）で仕込んだ原酒を、オーク樽で熟成させた琥珀色の本格焼酎です。
オーク樽熟成ならではの濃醇さ
オーク樽由来の香ばしく豊かな風味と甘み、強いとろみのある濃醇な味わいが特徴です。同じ樽熟成の「別撰 海童 コンプラ瓶」と同様に、ストレート、ロック、炭酸割りがおすすめ。ペアリングには、フォアグラやちょっとクセのあるチーズなど濃厚な味のものが相性良さそうです。特に、とろりとした飲み心地はチョコレートとの相性がよく、とてもおいしくいただけました！
みなさんプレミアムな海童シリーズいかがでしたか？
4本とも、特別な日に大切な人と飲みたくなるような海童ですね。
私も初めていただきましたが、一口一口丁寧に味わって飲みたくなるほど、どれも上質な味わいでした。
ではまた次の記事でお会いしましょう！
